創業90年
まるみやは創業93年を迎えます。
受け継がれる精神
みやま市瀬高町にあるまるみやは、ここに料亭があったらどんなにいいだろうかと思った創業者である二宮 初太郎の発案でした。そこから実現に向けて多くの地元の方や協力者によってまるみやが誕生しました。
すべてがうまくいったわけではなく、紆余曲折ありました。時代の変化もあり、苦しい時もあり、多いに繁盛した時などこれまでにたくさんの時間を乗り越えてきました。
おかげさまでまるみやは創業93年。ほぼ1世紀近く和食の提供を続けています。
これからもよろしくお願いいたします。
瀬高の酒屋で宴会
水が綺麗な瀬高町は酒屋が多く、蔵開きや宴会が行われていました。そこで料理を作っていた人が、まるみやの創業者 初太郎です。料理の腕を認められて瀬高にある酒屋さんからの依頼がたくさんあったと言われています。料亭まるみやが誕生し、旅館まるみやとして展開していきます。当時の著名人や地域の方、遠方の方が訪れる宿となります。
ひとつひとつ大切に丁寧に
現在では、安くてスマートなお皿がたくさんあります。お弁当の容器も使い捨てが可能なものばかりです。当時のまるみやでは、素材や質にこだわった器を使って、料理を提供してきました。今でも使える器は素材の良さを証明しています。もう古くなっていて廃盤になっている器や一点物などがあります。様々な備品を大切に使うことも受け継がれてきたまるみやの精神のひとつです。
1928年
初代 二宮 初太郎が創業。
福岡県みやま市瀬高町上庄に「料亭 まるみや」を開業。お食事、婚礼などを通して地元の方々をはじめ、近隣の方々に愛されてきました。
1955年
2代目 二宮 安市が代表就任。
1959年
「旅館 まるみや」を開業。
1965年
近隣の堤防工事に伴い移転。「仕出し まるみや」として瀬高町下庄へと移転し、自宅で婚礼や仏事を行うスタイルに合わせ、会席料理や精進料理を提供。
1992年
3代目 二宮 武彦が代表就任。以降29年筑後一円の慶事や仏事に携わり、和食を提供。会席料理からお弁当まで幅広いスタイルに柔軟に対応し、先代からの意思を引き継ぎ現在に至る。